出生

ここで一つゴルゴマニアの間で長く論争されている、ゴルゴの生まれの話をしてみよう。
先ず、いくつかの説がある、東郷平八郎の血を引く東郷狂介説、東研作説、芹沢一郎説、エトセトラエトセトラ。
俺自身が一番信憑性が高いと思ってるのは東郷狂介説である、先ず狂介の生死が結局不明な事、
肉親が生きていた事、血液から割り出されたゴルゴのルーツ範囲にピッタリとハマっている事。
何より、デューク・東郷の名前にピッタリではないか。
俺はかなりの確率で東郷狂介=ゴルゴ説を押したい。
そしてもう一つゴルゴの出生の秘密に絡んだテーマがある。
どの話も肉親を自らの手で幼子が殺すと言う事である。
どの話も肉親殺しが出てくる、コレは作者からのヒントの提示に違いないだろう。
この先もゴルゴのルーツが暴かれる事は無いだろう。
最後にゴルゴ自身の台詞で締めよう
『結果を履き違えている、俺が居るからテロが起こるのではない、テロがあるから俺が存在するのだ』
か こ い い