上記

さて、この物語の目的は何であろうか?日本の童話にありがちな人間と神様の対図を描いているが何故かこれだけは印象深かった。
作者の意図する処は何となく分かるけど、この物語自体の持っているストーリー性を考えると未だに分からないのである。
勧善懲悪な物語と片付けるのは簡単だがそれで終わってしまったら勿体無いと思う。
音楽が生まれた訳とか逆行しながらも新しい道を見出すとかそんな感じの深さが潜んでいる気がしてならない。
童話とは子供に聞かせながらも自戒すべき事であるようなモノが多い。
次回は「泥棒学校の先生と生徒達」のお話でも。